2015年10月16日

東京アニメアワードフェスティバル2016 作品募集開始、キービジュアルにロマン・トマを起用

東京アニメアワードフェスティバル2016(TAAF2016)が開催日程を発表した。2016年3月18日から3月21日までの4日間、都内の大型シネコンTOHOシネマズ日本橋を会場に実施する。FAIRY TAIL DVD

期間中は、国内外のアニメーションを上映、紹介するほか、東京アニメアワードの授賞式も行われる。日本からアニメーション文化の発信を目指す。

東京アニメアワードフェスティバルは、2014年に東京国際アニメフェアのアワード部門を引き継ぐかたちで新たにアニメーション映画祭としてスタートした。2016年で3回目を迎える。歴史は短いが、当初より国内外の著名な監督が参加、質の高い作品が集まり注目を集めている。

とりわけ2014年からの国際コンペティション部門が見どころのひとつになる。2014年に制作された作品を長編と短編にわけて審査する。こちらの作品エントリーも始まっている。長編は60分以上、短編は30分以内とし、10月31日までエントリーを受付ける。2015年は長編グランプリにトム・ムーア監督の『Song of the Sea』、短編グランプリにはコンスタンティン・ブロンジェット監督の『Mi ne mozem zhit bez kosmosa』が輝いた。これに続きどんな作品が受賞するのか見逃せない。FAIRY TAIL DVD

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また国内で発表された商業アニメを対象とするアニメ・オブ・ザ・イヤー、アニメ業界に貢献した人を顕彰するアニメ功労部門も毎年話題になる。こちらは東京国際アニメフェアの時代より続いている。

さらに今回は、映画祭を象徴するキービジュアルも発表された。数々の話題作・傑作のスタッッフとして活躍したロマン・トマさんがデザインした。キービジュアルには日本橋や東京タワー、スカイツリー、そして浮世絵タッチの桜や川、中央には日本橋に佇む麒麟が描かれている。

トマさんは日本在住のフランス人、『バスカッシュ!』の原作・美術監督を担当、日本アニメDVD『スペース☆ダンディ』ではメインメカデザインも手掛けた。国境を越えて活躍する。国際映画祭に相応しい起用ともなっている。



Posted by Miyazawa Junko at 11:23│Comments(0)日本アニメ
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